代表「久保 修」からのメッセージ
私は2014年3月まで20年以上にわたりアミューズメント施設や飲食店を展開する企業に勤めておりました。
一般社員に始まり、店長、営業部長と営業ライン全般を経験し、その後は主力事業のコアコンピタンスに関わるシステム開発や購買、出店速度と精度を高めるための店舗開発業務に携わり事業部長を拝命しました。
2004年には東京証券取引所への上場という貴重な経験もさせて頂き、数値管理や利益だけではなく社会的な信用の重要性も学んできました。
出店に携わった店舗数は80を超え、現在も70店舗上が盛業しております。
店舗経営者は営業に徹すること
経験の中で私が結論付けたこと、それは「店舗経営者は営業に徹すること」でした。
店舗経営者とは店長やマネージャー、オーナーに至るまでと私は考えています。
不動産情報収集や選別、レイアウトやデザイン、建築費用の積算と評価、商品の仕入れルート開拓や原価調整、投資回収計画や資金調達、開店までの工程管理や施工監理、法令手続き…etc、
全てが事業の未来を決める重要なファクターなのですが、高度な専門知識を要するため全て自前で行うことは非効率な場合が殆どです。
「周辺相場より高い賃料で契約してしまった」「図面じゃ分からなかったが使い勝手が悪い」「予定日までに開店ができない」「計画よりも支出が多い」
全ては後の祭り・・・
仮にこのような思いをせずに、予定通りの数値を達成できたとしても、専門集団で「工期を1週間短縮できたら」如何でしょうか…
- 開店を1週間前倒しできますので当月売上に上乗せが可能になります
- お客様への認知も早く広まるので売上のベクトルが早期に向上します
- 従業員教育の期間に余裕ができて、開店当初からお客様に十分なサービスが提供でき、満足度が高まりリピート率が向上します
- 施工業者の経費も少なくなり工事費が下がります
- 圧縮した費用を販売促進費に変更し集客を図ることが可能
など、単に時間的な余裕ができるだけではなく、間接的に売上や利益に結びつき、結果は収益効率を高めるのです。
「使い勝手の良いお店」と「使い勝手の悪いお店」の差は?従業員の方が苦労するだけではありません…
〈注文を受けてからお客様の手元に商品が届くまで3分のお店と5分のお店の違い〉
- タイムリミットがあるお客様からのオーダーロスが生じます
- タイムリミットがないお客様であっても客席回転率が下がります
- 当然ですがお客様の満足度が違います
- 従業員に焦りが生じ様々なミスに繋がる危険度が高まります
これらを数値評価した場合、時間軸で考えれば最大約1.7倍ですが年間を通して考えれば部分的な売上損失は最低でも2倍以上になるでしょう。
開店後しばらくは順調に推移していたが「最近は客数や客単価が落ちている」「売上は想定内だが利益率が悪い」「店が老朽化してきた」「メニューを刷新したい」など
既存店経営の中にも問題や課題が顕在化していたり、「従業員のモチベーション」や「評価制度に対する不満」「個店特有の収益構造」など問題が潜在化していたりする場合も多くあると思います。
客観的な目でお店の「マーケット」「競合環境」「商品」「体制」を見極め、根本原因を追及することによって改善の方向性を導き出し、
店舗スタッフがそれを共有して初めて状況を打破できるものと考えています。
タスケプロジェクトのミッション
我々タスケプロジェクトは、このような専門分野に関しクライアント様との密なるコミュニケーションを通じ、最適なチームを集結して
最高の生産性を提供し、プロジェクトの成功に貢献することが最大のミッションと捉えております。
これらの事業活動を通じ様々な地域の食文化や余暇文化の拡充に寄与することを目的に2014年4月タスケプロジェクト合同会社を設立いたしました。